コロナ感染症拡大の影響で、センターでもみなで集まるイヴェントなど、自粛を余儀なくされた近年でした。感染の脅威も減少し、規制もゆるくなった今年。子どもたちと保護者とスタッフで楽しい日を作ろうと、3年ぶりに踊って歌って、コンサートを開催しました。子どもたちは練習する日も少なかったものの、みなの前で、跳ねたり、回ったり、とても楽しそうに踊りました。お母さんたちも、楽しく、ノリノリで2曲も踊り、それを見ているお父さんの嬉しそうな笑顔。とても微笑ましく、幸せな時間が流れていた、さくらハウスのホールでした。
これをもってセンターの一年、今年はおやすみになります。子どもたちのために、体調が悪い時でも頑張りぬいて働いた全てのスタッフに感謝。国の経済状態はまだまだ安定せず、物価高騰は変わりませんが、困難な生活の中でも手を取りあい、歩き続ける「みなの輪」を再確認した日でした。新しい年、輪が広がることを夢見ています。
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毎年恒例のリトル・トゥリーバザー「ジャパン ポラ(市場)」として地域の人たちも楽しみにしている催しです。コロナ感染症の制限により、2年間開催することが叶いませんでした。そして今年は経済破綻のスリランカ。人々も物を買うお金もない今、バザーを開催することに悩みました。しかし、今だからこそ、みななにか手にしたいという思いがあり開催しました。
当日はこどもたちに350ルピーのバウチャーを配り、好きなものを交換して買うようにしました。スタッフもかなり安い値段をつけていましたが、品物を選んだり、楽しく買い物ができた1日だったようで何よりでした。この品物は、スリランカにいらっしゃる日本の方々からのご寄付です。日本にご帰国されるときに、家庭用品や衣類、おもちゃなどご寄付をいただいています。毎年深く感謝申しあげます。どうもありがとうございました。 リトル・トゥリーセンターは在スリランカ日本大使館からのご支援(GGP)で、トイレや外壁、農作業小屋、保健室、スクールバンのご支援をいただきました。こどもたちが成長できる学びの環境向上のために、また前進したことを嬉しく思います。水越大使ご夫妻や大使館の職員の方々、地域役所の方々もお祝いにきてくださり、保護者により、お菓子やお昼のご馳走もいただき、とてもおいしく、久しぶりにみなで集まる、楽しい1日でした。
また同日、代表の馬場が、令和4年度の日本外務大臣表彰を受け、表彰状と記念品を水越大使より授与されました。スタッフやこどもたちからもお祝いのお花をいただき、とても、とても嬉しい日でした。ありがとうございます。 子どもたちに栄養のある食事を提供したいと、リトル・トゥリーキッチンがはじまりました。
4月末から配布がはじまった食料バック。品薄のいま、現物での支給はとても喜ばれました。お金があっても品物が買えない地区もあり、タイムリーな支援にたくさんの感謝の声が聞かれました。
幼稚園の先生たちのネットワークがスランガニの強み。長年の信頼関係の素晴らしさを見た思いです。先生たちは品物を集め、食料バックをつくり、バックを可愛く花でかざったり、名前を書いたり、みなが喜ぶようにと気を配っていた先生もありました。 食べるものが少なくなっていた子ども。食料バックを先生から受け取るときに、涙がいっぱいだったと。悲しいけれと、嬉しいです。みなさまのご支援のおかげで、そして地区の先生たちのケアーによって、食べるものを届けることができたこと誇りに思い、皆様に深く感謝いたします。 ひき続き、国が安定するまで、こどもたちの環境を見守ります。 |